字が雑で読みずらい子には、ケアレスミスが多い傾向があります。
例えば、ノートに問題を解き終わった後、
自分の書いた字が雑で読みずらいために、書いた答えの見直しをする気になれない・・見直しをしない・・;
その結果、丸付けをすると凡ミスが多発するはめに・・。
こういうことが癖になっていると、大切なテスト本番でも同じことが起こる可能性があるため、考えると本当に怖いことです。
また、私がこれまでに指導した勉強が極端に苦手なタイプの子には、字が雑で読みずらい子が多いという事実。
そういう子の授業では、基礎内容の学習指導に加えて、字の書き方も併せて指導しております。
字の書き方は、既に習慣としてお子さんに深く根付いているため、改善するためにはある程度長い期間が掛かるものです。
しかし、繰り返し指導を行えば、徐々にでも必ず改善していくことは出来ます。
私の経験上の1例ですが、
例えば、aとu、1と7、てとこ、9とg、の判別が難しい程の雑な字を書いてしまう子の場合、
授業中にノートに書いた文字・数字・アルファベットの1文字1文字を細かくチェックし、
読みずらい字があれば、その度に何度も繰り返し指摘し、丁寧に書き直してもらいます。
指導を続けるうちに、早い場合には2ヶ月ほど、遅くとも3ヶ月ほどで徐々にしっかりとした丁寧な字に変わっていきます。
字を丁寧に書くことは、学力向上や志望校合格の大前提。
そのような部分も含めて、指導を行っております。